出すのをためらうハーブティー

2019年10月27日

一度出して思っていた以上に人気のあったブレンドに

      ズバリ  『惚れ薬』  というのがあります。

 

その昔、ヨーロッパで好きな人に振り向いてもらうために、

気を引くハーブ・催淫(”その気にさせる”こと)効果のあるハーブ・

執着を生むハーブ・生殖器を元気にするハーブ・・・

などを合わせた薬を意中の人にこっそり飲ませて、

その気にさせて既成事実を作ってしまおうという媚薬があったそうで、

中世のレシピを参考に工夫したハーブティーを作ってみました。

もちろん効果は保証できないのですが、

ジョークや余興に使っていただけたらなと思って販売してみたところ、

若い女性だけでなく中年の男性でも、初老の方でも求められることがあり、

どんなシチュエーションで使われていたのか、

今どきセクハラ問題に発展しなければいいけど、と

ちょっと心配にもなるハーブティーでした。

ハロウィンの時期になると、また出すべきかどうか・・ちょっと悩んでしまうんですよね、毎年。(魔女つながりで)

 

味は・・おいしく致しました。

対象の方とふたりっきりでお茶を飲んでください。

見つめ合って、語らいながら。

目の前の人に惚れるという設定のものですから、

お土産に渡しては無駄になります。

「なかなかそういうシチュエーションが作れないのっ」という声も聞こえますが、

そこはひとつ頑張ってもらって、

「実はこれ”惚れ薬”なの。効果でてきた?」なんて可愛い告白にも使ったりして。

人恋しくなる秋、トライしてみますか?

ご要り用の方はお知らせください。店にご用意あります。

※店主に恋されるといけないので店頭で試飲はできません。

魔法のハーブ図

マンドラゴラ(スコット・カニンガム著『願いを叶える魔法のハーブ事典』より)実在する植物です。魔除け・受胎・恋愛・金運などのチカラがあるという魔法のハーブとして有名。ジュリエットはこれを飲んで仮死状態になったとか。

→”惚れ薬”にマンドラゴラは入っていませんのでご了承ください

 


 


 

 

 

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